洞爺湖と伊達市で開催中のヨガクラス、ホリデーナイトヨガの公式ブログ。ヨガのことや旅のことなどを綴っております。
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金峰山と草枕の旅


前回の旅の続き。


日奈久温泉から電車に乗って、熊本駅へ。



ある方と待ち合わせ。この日だけ二人旅。

早速レンタカーを借りて、目指すは金峰山。



途中で立ち寄った直売所。
ここのおばさまはものすごく気前が良く、



旬の果物を試食させてくれるばかりか、これから目指そうとしている場所付近まで
案内してくれた。
その節は本当にありがとうございました。



途中、ナシの花がきれいに咲いていましたよ。


山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。


そう、今回どうしても行きたかった場所は



草枕の舞台となった山路(やまみち)。「石畳の道」と呼ばれているようです。
人っ子一人いませんでした。ラッキー。



竹林の中を暫し散歩。
風が吹いたときの、竹同士が触れ合うカタタタタという音が
とても心地よかった。



漱石も歩いた石畳の道は、何日か前の暴風で結構荒れていたけど



私好みの、顔のないお地蔵さんや



なぜこうなったのか、くるりんとねじれた木などを見つけては
出口のない推理を楽しみ、
最終的には、文学とはまったく関係のないダイビングの話に花が咲く。


しかしながら金峰山、甘く見ていましたがあらゆる意味で見どころ満載です。

次に目指すは五百羅漢。

のはずが、



なんじゃこりゃ。



宮本武蔵先生ではございませぬか!

よく見ると、



祈願も出来るようです。
勝ち運・合格祈願は何となくわかりますが、ぼけ封じまで祈願できるなんて。
武蔵先生、太っ腹!


お言葉に甘えて、武蔵像に戻り



勝ち運の鐘とやらを鳴らしてみたところ、
勝ち運とはほど遠い「コンッ!」という力の抜ける音がしました。

見上げてみると、



鐘が異様な小ささです。しかも位置が高すぎ。縄も長すぎ。
詳しい知識はありませんが、物理的にいろいろ無理が生じているように思います。

きっと武蔵像に力を入れすぎて、
肝心な鐘の予算が無くなってしまったのではないかという邪推に落ち着きました。

でも、この鐘を鳴らしてから結構良いこと続きなので
錆びた鍋を叩いたような音とは裏腹に、効果は期待できそうです。
お近くの方は、ぜひ勝ち運をつかみ取りに行ってください。



武蔵像に別れを告げ、坂道を下り
五百羅漢を探す。



ここでも椿が見頃でした。



天国方向を差している岩戸観音の看板を見つけたら
五百羅漢はすぐそこです。



ディズニーランドを彷彿とさせるゲートを抜けて、いざ中へ。



これは期待が高まります。





素晴らしい!これぞ私が求めていた風景です。




五百羅漢の一つ一つの姿を注意して見ると、
必ず自分の身内にそっくりの顔を見出すことができるそうですよ。



こうして、身内探しの旅が始まりました。



知り合いの息子さんにそっくりな羅漢さんをいくつか発見したものの、
私の身内はどこにもおらず。残念です。

でも、ものすごい羅漢さんを発見しましたよ。



完全にえこひいきされている羅漢さん。
どなたかの身内にそっくりなのでしょうか。



ゲートボール場にいそうな羅漢さんたち。




様々な羅漢さんを堪能し、すっかりお腹が空いたので
車を走らせ、これまた草枕のモデルとなった峠の茶屋へ立ち寄ることに。



生まれて初めての「だご汁」をいただきます。



すごい量です。二人でも相当満腹になりますよ。



店内にはあの宮崎駿監督のサインが飾られていました。
監督もだご汁を食したのでしょうか。

再び車を走らせていると、「鼓ヶ滝」という小さな看板を発見。

勝ち運も得たところだし、あとはマイナスイオンを浴びれば完璧ということで
立ち寄ってみることに。



なんと熊本水遺産に指定されている滝のようです。
これは楽しみ。

しかし、一歩足を踏み入れるとそこは



ものすごい獣道。



もはや道ではない。

滑落しかけましたが、ここまでの思いをして見る滝は
きっと一層美しいはず。




まさか。

あの遠くに見える道路沿いの滝ですか?
マイナスイオン、全く届きませんよ。


というわけで、



大変な思いをした獣道を、これまた大変な思いをして戻り
道路沿いから滝を眺めたのでした。



美しく咲き誇る椿が、我々を慰めてくれました。




そうしているうちに日が暮れて、



向かった先は、



夜桜の美しい熊本城。



入り口付近にあった竹のランタンが幻想的。



幸運なことに、ちょうど夜間開園期間中でした。

しかもこの日は満月。

天守閣に登って、満月と夜景を堪能。



そしてもちろん、



加藤清正の顔ハメ。
今回のテーマは、出陣前の精神統一です。



夜の熊本城を心ゆくまで満喫した後は、

馬肉ダイニング馬桜さんで





馬刺やら辛子レンコンやら焼酎やらを堪能。



お腹も大満足。おいしいご飯に美味しいお酒、最高です。

一人旅も好きだけど
好みが似ている道連れがいると、旅は二倍楽しくなりますね。


こうして、熊本の夜は更けていったのでした。





次回は、大分県日田の旅を綴ろうと思います。



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熊本・日奈久温泉 路地裏ツーリズム。


鹿児島中央駅から



新幹線に乗り、



新八代で肥薩おれんじ鉄道に乗り換えて




向かった先は、種田山頭火がこよなく愛した日奈久温泉。



非常にレトロな駅舎です。


小さなスーツケースをごろごろ転がして、歩いて10分。



この日のお宿、ひらやホテルさんに到着。
昭和の香りがぷんぷんします。

ガラリとドアを開けると、歓迎札が。懐かしい。



ま、負けた。
北海道なんて、近いほうでした。恐れ入りました。




お部屋の一角がザ・昭和で私好み。



浴衣もかわいい。


温かいお茶をいただいてから、さっそく愛用カメラをぶら下げて町歩き。




日奈久温泉は路地が多いので、わくわくします。




おしゃれの店 たにがわさん。


字がお化け文字みたいになっています。


山の店 山族さん。


いいネーミングです。気に入りました。




公衆浴場を発見。



200円!



あとで入りに来よう。



スナックサンビームさんに


リアルサンビームが降り注いでいましたよ。


日奈久温泉には、おもしろいお店がいっぱいあります。



世界初の魔法の靴が気になって仕方ありません。
「界」が落ちそう。




さて、ここで
ある方と会う約束を。




路地裏案内人の高田さん。せっかくなのでガイドをお願いしました。
この日は、オーストラリアから来たジュリーさんとウェンディーさんも一緒です。



まずは温泉神社へ。





境内。



ここは、昔相撲場だったそうです。横の石段が観覧席。すごいですねー。




観覧席に大興奮のジュリーさん。


長い階段を上ると、





その全容が。ちょうど桜が舞っていて、とてもきれいでした。






大晦日には、この竹筒に蝋燭を灯し
相撲場に並べるそうです。きれいだろうなあ。





神社から横道に入り、竹林の小道を抜けて民家の路地へ。




にゃんこ発見。



まだ子猫。かわいい。




なんか視線を感じる。



あ!あそこにもにゃんこが!




お昼寝にゃんこも。のどかですねー。




歴史ある家屋を眺めつつ、路地を歩いていると
案内人の高田さんからこんな質問。

高「猫好きですか?」
絵「え?私、かなりの猫好きですよ。」
高「じゃあ、いい所に連れて行ってあげる。」

なに?なに?どこ?

高田さんの後をついていくと、



にゃんこが1匹。

にゃんこが2匹。



にゃんこが…え?何匹?



カートのおばあちゃんたちと


野良にゃんこたち。夢の共演。


おばあちゃんもにゃんこもかわいい。



ずっとここにいたい。



あー。


もうー。


高田さん、



にゃんこパラダイスに連れてきてくれて、ありがとう。


かなり満喫したところで、路地裏歩きを再開。



御宿おりや。


山頭火が泊まっていた宿です。



今は資料館になっています。



いい感じ。


ちくわ屋さん。


日奈久温泉は、ちくわが有名です。



試食させていただきました。



とっても美味でございました。





竹細工のお店も多いです。



籠と布団たたきが欲しい。

松の湯さん。


番台からわんこが!


200円で入れるようなので、あとで来よう。



ひと通り、路地を巡ったところで解散。
ガイドさんと歩くのも、なかなか楽しいですね。
町の人とのふれあいや、日奈久の歴史、一人じゃ見つけられない猫スポットなどなど
大収穫でした。
高田さん、ジュリーさん、ウェンディーさん、ありがとうございました!


で、ちょっと気になる場所があったので
先ほどの温泉神社に一人で戻ることに。



長い階段を上った先にあった鳥居が、どうしても気になって。



圧巻。登ってみよう。



これだけ鳥居をくぐると、なんだかすっきりするものですね。





日奈久温泉には、いろんな神様がいるのですね。



そう言えば、路地でもたくさん祠を見かけました。
御神酒が捧げられていたり、放置されていないところを見ると
地元の人たちに愛されていることが伝わってきます。






たくさん日差しを浴びて、心地よい疲れが。
温泉に浸かるため、一度宿へ戻りましょう。

日奈久のお湯は、傷や疲労に良いとのこと。
その昔、参勤交代の際に薩摩藩主や藩士たちも日奈久温泉に浸かったそうです。

参勤交代で通った道(薩摩街道)も、日奈久にあります。



ゆっくり温泉に浸かったあとは、



宿近くの商店で買った、
日ノ本サイダーを一気に飲み干す。80円ですよ。安い!

その後、女将さんのあたたかい手料理をいただいて



程良く消化した頃、いよいよ公衆浴場巡り。

日中見つけた、

西湯と


東湯と、


松の湯へ。


三件も梯子しました。各200円。
公衆浴場は、地元の方たちとお話出来るので
これまた楽しいです。

東湯で会ったお母さんに、
「旦那さんと来てるの?」と聞かれ
「いえ、一人旅ですよー。」と答えたら、
「じゃあ家に嫁においで!37歳だけど、どう?」と言われたり。
お母さん、ありがとう。本当に行くかもしれませんよ。

日奈久温泉の楽しい夜は更け、
翌朝、宿の女将さんが駅まで送ってくれました。


日奈久温泉の駅舎には



ちょうど燕の雛が生まれたようで、





子育てに大忙し。




この駅舎、本当にいいなあ。



地元のあたたかな心が伝わってきます。



山頭火の等身大人形はちょっと怖かったけれど、



こんなに心が和む駅は、



なかなか出会えないような気がします。




来て良かった。


そう言えば、日奈久温泉でも



椿がきれいに咲いていました。




次回は、熊本・金峰山の旅を綴ろうと思います。



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アオウミガメに出会った屋久島の海。


屋久島滞在二日目は、ダイビング。
2010年にアドバンスライセンスを取得してから一度も潜っておらず、
約一年半ぶりです。

そもそも、今回屋久島に行こうと決めたのは
アオウミガメを見たかったから。
自宅でもカメを飼育しておりますが、
ウミガメはまだ水族館でしか見たことがありません。

というわけで、海中でのウミガメの様子を
一度見てみたかったのです。


今回お世話になったダイビングショップ『もりとうみ』のオーナー・原崎さんに
アオウミガメのポイントに連れて行っていただくことになりました!


岩場からのエントリーで、最初は緊張してガッチガチでしたが
(その節は、原崎さんに申し訳ないくらいお世話になりました。本当にありがとうございました。)
一本目のダイビングを開始してわりとすぐに、
なんと念願のアオウミガメに遭遇!

もうその時の感動と言ったら、言葉にするのが難しいほどです。
あの優雅に泳ぐ姿。ずっと見ていたかったー。

あまりにも感動しすぎて、すっかりカメラに収めることを忘れてしまいました。
一生の不覚。
まあでも、自分の目でしっかりとアオウミガメを見ることができたから
良しとします。


アオウミガメの他にも、北海道では見られない色とりどりの生き物たちに会えました。













水中写真は本当に難しい。
また色々と課題が増えました。


今回お世話になった『もりとうみ』さんのホームページで、
オーナー・原崎さんの撮った素晴らしい写真を見ることができますので
ぜひご覧くださいませ。(アオウミガメも見ることができますよ!)


ダイビングの後は、



トビウオの刺身定食を美味しくいただき、
民宿に戻り洗濯などを済ませてから、徒歩でお散歩に。


さっそく素敵な出会いが。



猫の集会。

近づいて写真を撮ろうとしたら、



行列ができちゃった。



混み合ってます。



たまりませんねー。



またね!


また歩き始めて、ふと目を下にやると



あれ、ヤクザルさんのタイル。

お次は、



ヤクシカさんが登場。

こうなると、他に何があるのか気になってきます。



ヤクスギ!

そして、



アカウミガメ!!(いなか浜に産卵にくるウミガメです。私が見たのはアオウミガメ。)


下を向いて歩いていたら、路地にたどり着きました。



美容室はいから。いいネーミングです。

路地を抜けて、海沿いをてくてく歩いていくと



神社を見つけました。
知らない町の知らない神社を訪れるのも
私の趣味のひとつ。
早速お邪魔します。



仁王像を発見。



結構なお手前です。こういうの大好きです。



後ろの木が気になる!

というわけで、



後ろに回ると、「くぐってくれ!」と言わんばかりの蔦?枝?



くぐって、木の後ろに行ってみよう。



すごい!ラピュタみたい。



横からだと木登りもしやすそうです。
私が地元の小学生だったら、格好の遊び場ですね。




椿もたくさん咲いていました。



八重姫でしょうか。きれいですねー。





鳥居の近くには、地元の方が書いたのか
絵馬がたくさん吊してありました。



類語オンパレードの絵馬。いいですねー。




なくしたものは、見つかったかな。




地元の人たちに愛されている神社は、



とても居心地がいい。


さらに路地を抜けると、



カフェを発見。



海を眺めながら、珈琲とケーキをいただく。
至福のひととき。



ゆっくりと日が暮れていきました。


屋久島での夕食は、二日間とも地元の方と居酒屋へ。
屋久島の芋焼酎「三岳」と、トビウオのすり身を揚げた「つけあげ」が
とても美味でした。


そうそう、今回宿泊した民宿「やくしま89」さんも
非常に良かったです。



女将さんがとても親切な方で、帰りは空港まで送ってくださったり。
ご主人がお土産をくださったり。至れり尽くせりでした。
本当にありがとうございました。
ご主人は、「私はね、北海道びいきなんですよ。」と豪語されていましたが、
部屋にあった「ある物」を見て、なんとなく納得しました。



日高牛乳!!こんな所でお目にかかれるとは!



ちょっと嬉しいです。


民宿「やくしま89」さんは、
おばあちゃん(ご主人のお母さん)が住んでいる自宅の二階を
宿として使っているような感じでした。



お風呂に入っていたら、おばあちゃんがガラリとドアを開けて
「宮崎さん、ここにタンカン置いておくから後で食べてね。」という一幕もあり。
本当に田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たような、
愉快で温かな気持ちになりました。
私には、もう祖父母がいないので
尚のこと心にじんわりと染み入りました。

おばあちゃん、ありがとうございました!
これからもお元気でいてくださいね。




女将さんやおばあちゃんからいただいたタンカン。
黄色いのは、ダイビングの原崎さんの奥様からいただいた日向夏。


屋久島の方々は、皆さん本当に温かかったです。
また必ず行きたいと思います。



次回は、熊本・日奈久温泉の一人旅を綴りたいと思います。


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屋久島一人旅 白谷雲水峡と太鼓岩


人生で初めてのプロペラ機に乗って



向かった先は、世界自然遺産の島・屋久島。




初日は白谷雲水峡へ。



苔むす森と太鼓岩を目指して、いざ出発。



さっそく苔だらけの素晴らしい木々がお出迎え。



マムシグサを発見。
見たことの無い植物を観察できるのも楽しい。




コダマみたいな切り株、いいですねー。



と、この辺りまではお散歩気分で行けますが



揺れる吊り橋を渡ると、いよいよ本格的なトレッキングスタート。




ツバキ科のヒメシャラを発見。



ナツツバキ、見てみたいです。




だんだん苔が多めになってきました。
苔好きにはたまりません。



ホウオウゴケですね。多分。


ここからは、しばし写真でお楽しみください。



















ここで、念願のヤクシカさんに遭遇。



親鹿でも、エゾシカの子鹿よりも小さいヤクシカさん。かなり小ぶりです。



お尻だけ白いのがチャームポイントのヤクシカさん。



ヤクシカさん、おもむろに休憩。
何かをずっと咀嚼していました。





そんなこんなで、苔むす森に到着。












見渡せど見渡せど苔だらけ。素晴らしい。
快晴だったため、苔むす感じではなかったけれど



木漏れ日の当たる苔もまた、幻想的で良かったです。大満足。


ここから更に先へと進み、太鼓岩を目指します。




大きな木。中が空洞になっているので、入ってみる。




木の中に入る大学生のKさん。
トレッキングでお友達になりました。



木の中から見上げる空。




絞め殺しの木。おそろしやー。




辻峠を越えて、急な登山道を頑張って登ると



太鼓岩に到着!
霧で何も見えない日も多いという太鼓岩。



幸運なことに、この日は見渡す限りの絶景。



心地よい風が、汗をかいた身体を冷ましてくれるまで
ゆっくり休憩。

自然の中に身を置くと、目の前のことだけに集中し
余計なことを考えなくなるから、心の休養になります。

まさに、荘子の不将不逆応而不蔵。

過ぎ去ったことを悔やまず
先のことで取り越し苦労をせず
今目の前で起こっている出来事に対処し
いつまでも心にとどめておかない。


人間は、いろいろ難しく考えすぎなのかもしれませんね。
人生大方どうにかなるし、成るようになるのですから。




トレッキングを終えて、夕日を見に行く途中



なんとヤクザルさんに遭遇。木に隠れています。(ちょっと威嚇されました。)


日も少しずつ傾いてきたので




いなか浜へ。



もうすぐウミガメが産卵に来るそうです。見てみたいな。




やわらかい砂浜。




波が描く模様。




日が落ち始めました。








マジックアワー。





次回は、屋久島のダイビングと町歩きのことを書こうと思います。


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島津斉彬のお墓を探す旅。(ちょっとマニアックです。)


突然ですが、旅に出ておりました。
久々の一人旅。場所は九州。


まずは芋焼酎を飲みに鹿児島へ。



というのは冗談ですが、とりあえず旅のスタートを祝して
居酒屋のお姉さんおすすめの芋焼酎『石の蔵から』と共に



揚げたてのさつま揚げを堪能。

至福のひととき。芋焼酎とさつま揚げ、よく合います。
おいしくいただきました。


鹿児島に来た理由は、
他でもない薩摩藩第11代藩主(島津氏第28代当主)島津斉彬様のお墓参りをしたいが為。
こんな風に書くと、一風変わり者のように思われますが
巷じゃお墓巡りが流行っているそうですよ。
ハカマイラーと言うらしいです。
姉が言っていたので嘘かもしれませんが。

私の場合、流行るずっと前から墓巡りが好きですけどね。
もともと登山好きだった女性が、「山ガール」と呼ばれると何だか腹が立つ感覚が
ちょっとわかるような気がします。
だって、「ハカマイラー」ですよ。「墓ガール」よりはマシですけど。


話が逸れましたが、
島津斉彬をご存知ない方も、西郷隆盛は知っていると思います。
そう、島津斉彬は明治時代の基礎を築くことになる西郷隆盛や大久保利通などの
歴史上欠かせない人材を育て上げたお人なのです!
まさに理想の殿方。

そんなこんなで、ずっと行きたかった島津斉彬さまのお墓参り。
ガイドブックには載っていないというところが、また良し。
穴場を好む私にとって、鹿児島に来たからには絶対に外せないスポットなのです。


とりあえず、その場所の名が『史跡福昌寺跡』ということと
市街地からわりと近いという情報だけを片手に
方向もわからないまま市内主要観光スポットを巡る巡回バスに乗り込む。

この日は、全国的に荒れに荒れた暴風の日だったせいか
乗客は私一人。ラッキー。
バスの運転手さんと話しやすい一番前の席に座る。

案の定、バスの運転手さんが話しかけてきてくれた。

運「どちらからですか?」
絵「北海道ですー。」
運「そんな遠くから!嬉しいですね〜。」

すっかり気分が良くなったのか、
運転手さんは観光バス並みのホスピタリティ溢れる説明で楽しませてくれた。

私が斉彬好きと知ると、史跡福昌寺跡にほど近いバス停の場所、
西郷どんのお墓の場所、あとで行こうと思っていた仙厳園を含め
効率の良い巡り方まで、事細かに教えてくれるではありませんか。

優しい運転手さんで良かったー!


バス越しに西郷どんを発見。




軍服姿に感動。上野の西郷どんは着物姿ですからね。


運転手さんと幕末トークに夢中になっていたら、
あっという間に史跡福昌寺跡からほど近いというバス停・南洲神社前に到着。

運転手さんに御礼を告げて下車。

ちなみに、南洲神社には西郷どんのお墓があるのですが
薩摩の父たる島津斉彬様より先に西郷どんのお墓参りをするのは
あまりにも無礼じゃないかという、誰にも(歴史にも)全く何の影響もない義理を感じて
まずは史跡福昌寺跡を探す。


玉龍高校の近くだと聞いたので、そちら方面へてくてく歩いていくと
「史跡福昌寺跡 こちら」みたいな小さな青看板がちらほら出てくるので
さほど迷わず玉龍高校に到着。

裏手に回ると、ありました!



門の扉には、島津家の十文字紋が!もう大興奮です。



が、想像よりも敷地が広大なのと、
驚くのは島津氏代々の墓の数。相当あります。
これは斉彬様に辿り着くまで時間がかかりそう。



幸い天気も回復してきたし、穴場だけあって誰もいなかったので
こうなったら思う存分お墓探しを楽しむことに。


まずは一番大きくてわかりやすいのがこちら。



島津久光のお墓。



久光好きの妹の分まで、ちゃんとお参りしてきました。


これだけ敷地が広く、



お墓の数もかなり多いので、



斉彬様のお墓を探し出すのには、結構時間がかかりましたが



島津氏の菩提寺跡にいるというだけで、心が洗われるようです。
こんな素晴らしい場所を、独り占めできるなんて本当に贅沢。



そしてとうとう、念願の島津斉彬様のお墓を見つけました。



隣に眠るのは、正室の英姫(恒姫)。



あー、こんなに感動したのは久しぶり。
だって、あの憧れて止まない島津斉彬様のお墓の前にいるのですから。

斉彬様(のお墓)との時間をゆっくり堪能して、



帰ろうとしたところ、



島津斉興のお墓を発見。


あんまり好きじゃないけど、素通りは出来ないので、
ちゃんとお参りしました。



近くに眠るお由羅さんのお墓参りもね。


史跡福昌寺跡から、もと来た道を戻り南洲神社へ。



南洲神社には、西郷隆盛のお墓があります。



幕末のヒーローは、やはり根強い人気があるらしく



ちゃんとお花も添えられていました。

島津斉彬が亡くなったとき、西郷隆盛は後を追おうとしたそうです。
しかし、清水寺の住職・月照に説得され、斉彬の遺志を継ぐことを決意し
その後歴史に名を残すほどの人物となったのですから
やはり間違いなくヒーローです。
九州男児は素晴らしいですね。
蛇足ですが、私の亡き祖父も九州男児です。


南洲神社のバス停から、いよいよ最後の目的地・仙厳園へ移動。



こちらは、歴代薩摩藩主の別邸です。

この日は島津氏オンパレードですね。幸せー。

何と言っても、仙厳園から眺める桜島は格別。
ここはもう、藩主になったつもりで巡りましょう。










これだけいろんな桜島を堪能できたらお腹いっぱいというところですが、

苔好き庭好きの私には、まだまだ楽しめるスポットが山盛り。

苔だらけの


稲荷道。



椿あり。


落ちた椿もまた綺麗なのです。




竹林あり。



猫神あり。


え?猫神?



すごいですね、猫の瞳孔の開き具合で時刻を推測したそうですよ。



ここに猫神が祀られております。



猫好きさんは、お参りしましょう。(私はもちろんしました。)


サインあり。





篤姫ロケ地パネルあり。



もうこの流れになると、完全におのぼりさん状態なので



もちろん両棒餅も食べました。おいしかったです!



ハトは冷めた目で私を見ていましたが、まったく気にしませんよ。


その後、仙厳園の隣にある尚古集成館に立ち寄り
島津氏に関する見聞を深め、お目当ての薩摩切子も堪能し
充実した一日を終えたのでした。


夜ご飯は、どうしてもラーメンを食べたくて
地元の方おすすめの豚とろさんへ言ってきました。



チャーシューが口の中でとろけていましたよ。



食が進んで、ついつい黒豚とろ餃子もペロリでした。




そしてこの流れで、また居酒屋へ立ち寄り
芋焼酎をいただいて、鹿児島の墓巡りは幕を閉じました。



次回は屋久島の旅を書こうと思います。



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安藤忠雄設計のベネッセハウス in 直島


ベネッセハウス
は、美術館とホテルの機能が融合した、世界でも類い希な施設。
ミュージアム・オーバル・パーク・ビーチの4棟があり、広大な敷地内には数多くの屋外アートが存在する。

安藤忠雄設計のホテルに泊まる機会は、なかなか無い。
というわけで最終日の宿泊は、ベネッセハウスのパーク棟を事前に予約していた。

ホテル専用バスに乗り、パーク棟に到着。
いよいよ入館、足を一歩踏み入れた。
美術館に入る瞬間と似た、心地よい緊張感がたまらない。

笑顔の素敵なフロントの方が、部屋へ案内してくれる。

スタイリッシュな室内。



バスルームやアメニティも、かなり良い。



無駄のない造りに、早速感動。
テレビが無いのも、すごく良い。

バルコニーからの景色。



荷物を置き、少し休んでから
ミュージアム棟の作品と、屋外アートを見に行くことにした。

ホテルのバスで、ミュージアム棟に到着。



ミュージアム棟は、美術館の中に設けられた、一番「作品に近い」宿泊棟。
展示数の多さに驚いた。かなり見応えがある。
これは一回では足りないな、と思い
夜のミュージアムギャラリーツアー(宿泊者のみ)に予約をした。

私が特に好きなのは、ブルース・ナウマンの『100生きて死ね』という作品。
ずっと座って見ていたくなる。

そして、洞爺湖に住む人なら馴染みの深い、
安田侃の作品もミュージアム棟に存在する。
『天秘』という作品だ。
作品と一体化するような感覚を味わうことの出来る、安田侃の作品。
直島の『天秘』も洞爺湖の『童心帰』も、私はすごく好きだ。

折角なので、宿泊者しか行くことの出来ないオーバル棟にも行ってきた。

オーバル棟へは、とても小さな専用モノレールで行く。



なんとも可愛らしいモノレール。
6人乗りくらいだった。



ぐんぐん急斜面を登っていく。
目の前は瀬戸内海。

オーバル棟に到着。

丘の上に建つ、安藤忠雄設計の宿泊棟。
客室は、全6室のみ。

静寂に包まれたオーバル。
水の音、葉の音、風の音、光の動き、
全てが心地よく感じられる空間。

オーバルの上からは、瀬戸内海の大パノラマを望むことが出来る。



オーバルの建築を堪能し、また小さなモノレールに乗ってミュージアム棟へ戻る。
スタッフの方が、「夜のオーバルも素敵ですよ」とこっそり教えてくれたので
夜のミュージアムギャラリーツアーの後に、もう一度来ることにした。


ミュージアム棟を出て、今度は広大な敷地内の屋外アート散策に出かける。



敷地内の道には椰子の木が。
瀬戸内海を眺めながら、てくてく歩く。
例によって地図を持っていないので、どこに何があるのか分からないが
とりあえず、以前本で見かけた「大きなゴミ箱の展示物」は絶対に見たかったので、
それを目指して歩くことにした。

しかし、行けども行けども見つからず
少々不安を感じながら歩いていると、後ろから車がブーンとやって来て
私の横で停まった。

「お客様、どうされましたか?」
ホテルスタッフの方だった。
「大きなゴミ箱を探しているのですが、見つけられなくて。」
「あの作品は、ここからかなり距離がありますよ!良かったら乗ってください。ご案内しますよ。」
「そんな、お仕事中に申し訳ないです!!」
「大丈夫ですよ。休憩中ですから、気になさらずに。」
それなら尚のこと申し訳ないと思いながらも、ご厚意に甘えて乗せて頂くことに。

車で少し走ると、私の目指していた作品が見えてきた。



横に立った方が大きさが分かるから、とスタッフの方が写真を撮ってくれた。



その後、作品についてとても詳しく、そして分かりやすく説明してくれた。



この作品名は『もうひとつの再生』。
手がけたアーティストは、三島喜美代さん。
なんと御歳78。
使われている素材は、豊島の産廃処理過程で生まれたスラグだ。
ゴミとして捨てられがちな本物の新聞やチラシを転写して作られている。
作品化されることで、その時代の記事や日常的なチラシがアートとして残る。
よくよく見ると、安藤忠雄さんの記事もあったりして楽しい。

ベネッセハウスや、この広大な敷地内で展示されている様々なアート。
展示する場所は、アーティストがそれぞれ足を運んで
「ここにする」と決めたそうだ。

この『もうひとつの再生』も、三島さんご自身がここに決めたらしい。
見つけづらい場所にあるため、この作品を目にする人は全体の10%くらいだろうと、スタッフの方が仰っていた。
きっとそういった分かりにくい場所に存在することにも、意味がある気がする。

「次はどこにご案内しましょうか?」
「そんな、休憩時間に申し訳ないです。」
「せっかく北海道から来て頂いているので、全部見て頂きたい。だからご案内しますよ!!」

何というホスピタリティーだろう。本当にありがたい。
しかも、彼は作品に関する知識が豊富で、作者のセオリーや制作の裏話などを交えながら分かりやすく説明してくれるため、より作品を深く理解することが出来る。
結局、全ての屋外アートを案内してくださった。
一部をご紹介。

小沢剛 『スラグブッダ88』


リ・ウーファン美術館のすぐそばにある。



四国八十八ヶ所と同じように、直島八十八ヶ所も存在するのだが、
その直島にある八十八の仏像をモチーフにし、豊島の産廃処理過程で生成されたスラグを使ってリアルに再現して、八十八体全てが一つの場所に展示されている。
池の向こう側にあることで、神聖且つ力強さを感じる作品だ。


蔡 國強 『文化大混浴』


この石の並びには意味がある。
この場所は、直島で最も「気」が集まる場所らしい。
この場所に集まった「気」が、周囲の36個の石にぶつかりながら
中心にあるジャグジーに集中し、最後は瀬戸内海に流れて行く仕組みになっているそうだ。
ちなみにジャグジーのお湯も、漢方が使用されている。
ベネッセハウスの宿泊者であれば、予約制で実際に入浴ができる。

中国のアーティスト、蔡 國強さんらしい作品だ。
風水を取り入れてしまうところが、何ともユニーク。


ウォルター・デ・マリア 『見えて/見えず 知って/知れず』




地中美術館では触れることの出来ない球体も、
屋外展示では自由に触れることが出来る。
この作品は、階段の下の隠れたスペースに存在する。



こうして二つ球体が並んでいると、島の「目」に見える。
この石には、私たちがどう映っているのだろう。
人が他者の前では見せないような、色んな表情や行動を見ているんだろうな。

自分に恥じない生き方をしようと思った。


ジョージ・リッキー 『三枚の正方形』


重たそうに見える三枚の四角いオブジェ。



実は風でゆらゆら優しく揺れる。
作品の下には水槽があり、彫刻の延長線上に水鳥の足のような物が付いているため、風が来るとゆっくり動き出す。
手で触って、動きを感じても面白い。


一人旅の私は、必然的に自分の写真がほとんど無いのだが
これらの屋外作品の鑑賞にお付き合いくださったスタッフの方が、
カメラは自分に預けて、ゆっくり鑑賞を楽しんでくださいと仰ってくれて
お言葉に甘えて、触れたり、いろんな角度から眺めたりしながら十分作品を楽しんでいた。
その間に、カメラでたくさん撮ってくれていたようだ。
これもうれしいサプライズだった。

最後にスタッフの方が、パーク棟まで送り届けてくれた。

夕食までまだ時間があるので、パーク棟周辺のアート散策に出かけた。

すぐ近くには、草間彌生の『黄色いかぼちゃ』がある。



かぼちゃ方面に歩いていると、後ろから "emi!!" と声が。
直島に来てから、もう何度も遭遇しているオーストラリアのエミリー夫婦と、イギリスから一人旅中のカーラだ。

思い出に写真を撮ろう、と言ってくれたので
ここに来て初めて人と一緒に写る。(←貴重)


エミリー夫婦と。


カーラ&エミリーと。

エミリーたちと別れ、再び散策。



砂浜が、北海道と全然違う。

パーク棟周辺には、小さな子も楽しめそうなカラフルなアートがいっぱい。







私がすっかり気に入ってしまったのは、この作品。

ダン・グラハム 『平面によって二分割された円筒』


中にも入ることが出来る、体験型アートなのだが
円筒に写る景色や奥行きが、何とも不思議な感覚で面白い。





夕食の時間が近づいてきたので、パーク棟へ戻る。



テラスレストランで、フレンチのコースを堪能。



久々のフレンチに舌鼓。



海を眺めながら、おいしい食事。



最高に贅沢な時間。


食事が終わる頃、夕暮れで空がきれいなグラデーションに。



夜のベネッセハウスは、昼間とは全く異なった雰囲気に変わる。
安藤忠雄設計の、照明術を堪能できる。

ショップへ向かう廊下


パークラウンジ


ショップ近くの通路


実は、この壁のキラキラは作品の一つ。

昼間はこんな感じで作品を堪能できる。



夜は外のライトが反射しているだけで、特に照明器具は無いのに
こんなにきれいだ。




蔦も、凄く素敵。


夜のミュージアムギャラリーツアーには、私の他に女性4名が参加していた。
そして、案内してくれるガイドの方を見て驚く。
昼間、屋外アートを案内してくれた彼だったのだ。
「またお会いしましたね。」と声をかけてくれた。

ミュージアムギャラリーの作品を、何点かピックアップしながら
非常に興味深いお話を沢山聞かせてくれた。
そして、昼間にマンツーマンで屋外作品を案内してもらった時間は、何と贅沢だったのだろうと
改めて感謝の気持ちでいっぱいになった。

ミュージアムギャラリーツアーが非常に面白かったので、翌朝のパークアートツアーにも参加することにした。
これからもし、ベネッセハウスに宿泊される方がいれば
ギャラリーツアーは絶対に参加した方が良い。
作品を熟知したスタッフによる解説で、作品の見え方がより深いものになる。

ツアーの後、夜のオーバルを鑑賞。こちらも昼間とはまったく雰囲気が違って
素晴らしいものだった。

パーク棟へ戻り館内の作品を見ていると、スタッフの方が
「館内のアートを鑑賞するなら夜の11:00くらいもお勧めですよ。」
とアドバイスをくださったので、部屋でゆっくりお風呂に入り(アメニティが最高!!)、のんびり過ごしてから、お勧めと言われた11:00頃に展示スペースへ向かった。

シーンと静まりかえった館内で、ゆっくり作品と向き合える。
なぜこの時間がお勧めなのか、体験するとよく分かる。
本当に特別な時間だ。

外の風に当たりに屋外へ出ると、黄かぼちゃがきれいだった。



月と黄かぼちゃ


ぐっすりと眠り、いよいよ出発の朝。
朝食のおいしいビュッフェ後、パークアートツアーに参加。
この日は、今日がガイドデビューだというフロントの女性の方。
すごく作品を勉強されている。
もともと作り手として勉強をしていたそうだ。
彼女の説明も、凄く分かりやすく良かった。
何気なく目に入っていた作品に、こういう背景があったのかと
改めて新鮮な感覚で鑑賞できた。



ラウンジでコーヒーを頂き、

最後にもう一度作品と戯れて、



ベネッセハウスを出発。
また来たいと、心から思えるホテルだ。

専用バスでフェリー乗り場へ。





フェリーが港に到着すると、中から沢山の人が降りてくる。
旅行者、取材クルー、地元の人。
自転車で降りてくる人もいて、フェリーは島民の大事な足の一つなんだなぁ、と感じた。



そして、出港のとき。



どんどん離れていく直島。



ちょっと寂しい気持ちになり、椅子に座ろうと横を見ると
直島で何度も遭遇していたカーラがいた。



カーラはこれから祖谷渓を目指すらしい。
渋いところを知っているなぁ、と関心。



この瀬戸内の島々を、カヤックトリップしたら楽しいだろうなぁ。



カーラとおしゃべりしていたら、あっという間に高松港。

せっかく四国に来たのだから、うどんは食べないと!!というわけで
カーラと高松を散策。

地元の人に、おいしいうどん屋さんを聞きながら
ぶらぶら商店街を歩く。

結構レトロなお店が多くて楽しい。



驚いたのは、地元の小学生。
カーラを見ると、迷わず "How are you?" と声をかけてくる。
カーラもすごくうれしそうだ。
こういったコミュニケーションが自然に出来るのは、すごくいいことだと思う。

そうこうしている内に、お目当てのうどん屋さんに到着。



『川福』さん。



カーラも初めてのうどんを前にうれしそう。
私も本場は初めて。



つやつやの麺と、歯ごたえのある触感。
最高だった。

駅に戻り、カーラと別れて私は空港へ。

10日間の旅だったけど、こうしてブログに綴っていると
何ヶ月も旅に出ていた様な気分。

それくらい、濃密で刺激的で、心温まる旅だった。

感性やアイディアを養うには、外に出ることが大切。
これからも時間を見つけて旅に出て、日本のいいところを沢山発見したいと思う。





6月の旅日記は、これでおしまい。
お付き合いありがとうございました!!

引き続き、当店のブログを宜しくお願い致します☆



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安藤忠雄建築の美術館 in 直島

すっかり更新が遅れてしまいました。
6月の一人旅日記の続きです。

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直島3日目は、ずっと行きたかった地中美術館へ。
世界的な建築家の安藤忠雄が設計したこの美術館は、
名前の通り建物の大半が地中にある。

瀬戸内の素晴らしい風景を損なうことなく
地上に出ているのは、光を取り入れる「枠」のみという
見事な建築。

クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が
安藤建築の空間の中で活きている。


チケットセンターで鑑賞券を購入し、地中美術館までは歩いていく。



美術館までの道のりに現れるのは、「地中の庭」。
睡蓮を始め、クロード・モネが愛した様々な植物が四季を通して楽しめる、
1043屬旅さを持つ庭園だ。

まるでモネの絵画の中に入ったかのような世界が広がる。
睡蓮がきれいに咲いていた。

地中の庭を抜けると、いよいよ地中美術館が見えてくる。

いよいよ入館。

地中にいるのに、「自然」を感じるのは
差し込んでくる地上の光のせいだろうか。
館内にはほとんど照明が無い。
薄暗さがまた心地よい。

家プロジェクトの南寺や、この後泊まるベネッセハウスでも感じたが、
安藤忠雄建築の中に身を置くと、
自分がいかに多すぎる光の中で生活しているのだろう、という気持ちになる。
最小限の採光で、こんなにも素晴らしい空間を生み出せるのか。

館内には、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が
それぞれ別の空間に存在する。

最初に入ったのは、クロード・モネ室。
初めて観るモネの睡蓮を前に、呆然と立ち尽くした。
真っ白な角の無い部屋に、5枚の絵。
全て睡蓮。
間接的に入ってくる自然光。
その空間は、まるで睡蓮の風景の中に自分がいるような感覚になる。

モネ室で自然を感じ、
タレルの部屋では光を感じ、
デ・マリアの大きな空間と球体に、宇宙を感じた。

作品を見終え、廊下の先にある地中カフェに入ると
初めて外の世界が見える。
瀬戸内海の雄大な風景が目の前に広がっている。


海を眺めながら食事をしていると、
前日一緒の宿に泊まっていたオーストラリア人のエミリー夫婦がやって来た。
二人とは巡る速度が同じらしく、よく遭遇することで自然と仲良くなった。

一緒にランチを取って、またねと手を振り
今度は新しく出来た『リ・ウーファン美術館』へ向かう。
この美術館も、安藤忠雄が設計している。



点と線が特徴的な、リ・ウーファンの作品から私が感じたのは
回帰・輪廻・静寂。

生まれたときは、点。
人生の歩みが、線。
最後はまた点に戻る。

中身は違えど、この一連の流れは
平等に訪れる。
せわしなさに疲れたときは
己を点と線に置き換えて、ゆっくり座ると
静寂の中で自分を見つめ直すことができると思う。

リ・ウーファン美術館は、そんなことをゆっくり考えることの出来る空間だった。

美術館を出るとき、
ちょうどエミリー夫妻が入ってきた。
二人に手を振り、私はベネッセハウスへ向かった。


つづく



次回はベネッセハウスについて綴ろうと思います。
不定期で更新中の旅日記も、いよいよ終盤です。
もうしばらくお付き合いくださいませ。



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直島ぶらぶら一人旅 宮ノ浦編


本村地区と家プロジェクトを堪能した後、
2日目の宿がある宮ノ浦へ移動。
移動と言っても、とても小さな島なので
バスに乗って数分ほどで到着。

小さなスーツケースをガラガラ引きながら、
宮ノ浦港から歩いて宿を探していると
後ろから軽トラがやって来て、運転しているおじちゃんに声をかけられた。

「あんた、どこ行くの〜?」
「今日泊まる宿に向かっています。多分、こっちの方向だと思うんですけど。」
「それだったら、同じ方向だから乗っていきな〜!」
「えっ!?いいんですか?」
「暑いし、大変だろ〜。荷物は後ろに乗っけな〜。」

というわけで、おじちゃんのご厚意に甘えて軽トラに乗せてもらった。

「あんた、どっから来たの?」
「北海道から来ました!!」
「あら、また随分遠くから来たねぇ。そんなに遠くから来てもらったんだったら、何かお礼しないとな〜。はい、これあげる。」
「えっ!!そんな!!」

黄金のパンダのしおりを貰った。
なぜ黄金なのか、なぜパンダなのかは不明だが、非売品でおじちゃんの大事な物らしい。
おじちゃん、ありがとう。
あっという間に宿に到着し、おじちゃんとの一期一会に感謝しながら車を降りた。



この日のお宿は、cafe cin.na.monさん。
1階がカフェで、2階がゲストハウスになっている。
部屋は個室で、とてもきれいだった。

宿にチェックインした後、汗を流しに銭湯へ。

銭湯と言っても、ただの銭湯とは訳が違う。
あの、大竹伸朗さんが手がけた「美術作品」であり、
島民と来島者の交流の場として、地元観光協会と自治会が運営を担う
「入湯できる美術施設」なのだ。

これがその、銭湯。



大竹伸朗 『直島銭湯 I LOVE 湯

こんな銭湯見たことない。
オーマイガーです。
大竹さんの作品には、本当に度肝を抜かれます。

どこを見ても、



どこから見ても



面白い。



楽しい!!



大竹ワールド。
このタイル使い、参考になるなぁ。

早速入湯。



中の写真は「銭湯」なので撮ることが出来ませんが、
これまた本当に楽しい!!

細部の細部まで大竹ワールド。
こんなにワクワクしながら入ることが出来る銭湯は、
世界にここだけではないだろうか。
まさにオンリーワン。



大竹ワールドで身を清めた後、
毎回恒例のぶらぶら歩き。

宮ノ浦地区も、昭和の雰囲気がいい感じで残っている。



たばこ屋さん。



文房具屋さん。
ポストがレトロ。

海が近いので、港まで行ってみた。



たくさんの舟。
島暮らしにとっては、マイカーの様な感覚らしい。
私が写真を撮っていた時は
おばちゃんがトコトコ桟橋を渡り、
そのまま舟に乗ってブーンと海の彼方へ。
かっこいい。

港のすぐ近くには神社が。



神社の多い島だ。
しかも、歴史のある古いものばかり。
昔から島の人たちに愛されている証拠だろう。



草間さんの赤かぼちゃ。
あっ!!このイス、金沢21世紀美術館にもあった!!

そういえば、この宮ノ浦港のすぐ隣にある「海の駅なおしま」は



金沢21世紀美術館を建築した、建築家ユニットSANAA(妹島和世&西沢立衛)が手がけている。
一流が集結している直島。本当にすごい。

堤防に腰をかけて、ぼんやり地元と重ね合わせながら考えていると
「あんた〜、一人か〜い?」

遠くから声が聞こえる。
堤防の反対端に座っているおじちゃんだ。

「これからタコ釣りに行くけど、あんたも見に行ってみる?ウミホタルも見えるよー。」
どうやら、この堤防から舟で少し行った所の堤防にタコ釣りの仕掛けをして
それを見に行くらしい。
そんなに時間もかからないようだったので、便乗させてもらうことにした。

直島のおじちゃんたちは、みんなフレンドリーだ。



残念ながら、おじちゃんの仕掛けにはタコがいなかったけど、
舟でしか行けないもう一つの堤防で、ウミホタルが出るのを待つことに。



おじちゃんお勧めスポット。

「あの灯台に上って、ばーっと手を広げたら気持ちいいよー。」

というわけで、早速やってみる。



確かに気持ちいい!!



こっち側から見た、直島。

日が暮れるのを待ちながら、おじちゃんとおしゃべり。

おじちゃんは、直島の代表的な産業「三菱マテリアル」で長いこと仕事をしてきたらしい。
海外赴任も多かったようで、オーストラリア・インドネシア・中国でも暮らしたことがあるという。
そんなおじちゃんの信条は、
「せっかくの人生、いろんなことに挑戦したいね〜。
落ち込んで、下を向いてもしょうがないから
上を向いて、とりあえず笑う。笑って生きることだね!!」


日が沈み、舟に乗り込む。
ゆっくり進む舟から生まれる、
ブルーに光る、ウミホタルの波しぶき。

幻想的な夜だった。


ゲストハウスに戻り、1階のカフェに行くと
中村獅童を爽やかにした感じのオーナーさんと
地元の若者たちが楽しそうにお酒を飲んでいた。

「お姉さんもこっちで飲もう〜!!」
と声をかけてくださったので、
お言葉に甘えて仲間入りさせてもらった。

「お姉さんはどこから?」
「北海道の洞爺湖です。」
「あ〜!!サミットの?」
「そうです!!ご存知ですか?」
「いや〜、直島もサミットの候補地の一つだったんだよ。外れちゃったけどね〜。」


このやり取りが、今でも印象に残っている。
恥ずかしかったのだ。

洞爺湖は確かに環境サミットの開催地になったが、
その後の取り組みはどうだろう。

しかし、サミットの開催地から外れた直島は
環境問題への取り組みも遙か先を行く。

直島の隣にある豊島は、戦後最大の産業廃棄物不法投棄事件のあった場所。
直島では、この豊島の産業廃棄物を処理し、資源として再生する環境センターを稼働させた。

直島で見られるアートには、この産廃処理過程で産出されたスラグを利用した作品も多かった。
その他にも、人間が捨てて見向きもされなくなった「ゴミ」をアートとして再利用している作品も多い。

世界中から、この小さな直島に沢山の人が訪れる理由。
ここには生き返ったものが多いからではないだろうか。
作りっぱなしで放置されたアートではない。
一つ一つの作品を通して、時代のメッセージを読みとることが出来る。
人間がしてきたことと、これからすべきこと 、
そんなことを、この直島で考えることが出来る。             


次回は、直島の地中美術館とベネッセハウスについて綴ろうと思う。

















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直島の旅  家プロジェクト編


直島2日目。
家プロジェクトをゆっくり見て回る。

家プロジェクトとは、
直島・本村地区の、現在は空き家になった民家や空き地を利用し
そこにある空間そのもの、積み重なった記憶や時間をも取り込みながら
アーティストが作品化するものである。

世界の第一線で活躍するアーティストたちが手がけた家プロジェクトは、
まさに直島でしか見ることの出来ない、唯一無二の「作品」なのだ。

そこで営まれていた生活や日本の伝統、美意識に対峙した空間が
アーティストによって形づくられ、永久展示・公開されている。


まずは、本村ラウンジ&アーカイブで鑑賞チケットを購入する。
チケットに地図が掲載されているが、例によって地図は見ずに歩き始める。
本村という歴史のある地区に、どのように作品が存在しているのか。
先入観なしで、街を歩きながら作品に出会いたいのだ。


そして、歩き初めてすぐに出会った。



須田悦弘 『碁会所』

素通りしてしまいそうなほど違和感がない。
しかし中に入ると、日本の伝統美を感じる作品になっている。
「作品」なので、中は勿論撮影できない。

畳の上には椿がいくつか置かれている。
まるで本物のようだが、木で出来た彫刻なのだ。
須田さんの彫刻は、繊細で柔らかく、ただ自然に存在する。
「作品」というわかりやすい展示というよりも、
自然に存在するのだ。


須田さんの作品を後にし、再び歩き始める。



標識のさりげなさ。
いいな、と思った。




坂を上り始めると、不思議な建物を発見。



2作品目を発見。

大竹伸朗 『はいしゃ』

名前の通り、歯科医院兼住居だった建物が
大竹さんらしい作品になっている。
大竹さんの作品は、
廃材などを利用して、コラージュのように楽しく組み合わせてしまうのが特徴だ。
秘密基地に来てしまったような感覚になる。
個人的にも、大竹さんの作品が非常に好きだ。



外観は撮影可能。



本当に楽しいデザインだ。
廃材も、こういう使い方ができると生き返る。



中に入ると度肝を抜かれる。
私にはそれしか言えない。


また歩き始めると、本村役場を発見。
役場前には本村地区の地図が。



非常に洒落ています。



文字部分がくり抜かれている。
こういう小細工、大好きだなぁ。

役場のデザインも何だか楽しい。




公衆トイレの標識。



さりげない。




古いコカコーラの看板。

・・・・。
迷子になった。
と思ったら、自転車で通りかかった地元のおばちゃんが
「あんた、どこ行きたいの?」と尋ねてくれた。

「家プロジェクトを見て回っていたのですが、迷子になりました。」

「南寺ならここからすぐだよ!あんた一人なの?今度は恋人と来なさいよ〜♪」

昨日から感じていたが、直島の人たちは本当に気さくだ。
一人で歩いていると、いろんな人が話しかけてくれる。
ありがたいし、あったかい。


そんなこんなで、3作目に到着。



『南寺』
ジェームズ・タレル
安藤忠雄(設計)





南寺は、順番待ちで整理券を配布していた。
流石は世界の安藤忠雄。
この日は、デンマークから建築の勉強をしに沢山の人が訪れていた。

時間まで近くをぶらぶら。



こういう路地がある小さな街の中に
作品が点在するのは、本当にすごいことだと思う。



葉っぱのもじゃもじゃぶりがいい感じの公園。

そして、



安藤忠雄建築の公衆トイレ。



すごいなぁ。

南寺に戻り、いよいよ鑑賞。

南寺は、ジェームズ・タレルと安藤忠雄の共同作品。
一度に入る人数が制限される。
中は真っ暗。
そして座ること10分、少しずつ光を感じ始める。


暗闇の中で取り戻す、人間本来の感覚と
暗闇の中で感じる、心の静けさ。
暗闇の中に少しずつ感じる光。

寺とは、本来そういう場所なのではないだろうか。


ここは空き地だったが、その昔お寺があったらしい。
人々の拠り所であったこの場所を
こういう形で再生できるのは、本当に凄いことだ。


鑑賞を終え、もう一度外観を取ろうとしていたら、
「おっちゃんが、いいアングル教えたるで〜。」
地元のおっちゃんに声をかけられた。



「おっちゃんカメラ得意やで〜。」

といわけで、おっちゃんにご指導頂き、撮ってみた。



おっちゃん、すごい。
迫力が出ました。


そして、おっちゃんのお気に入りアングル。




若い女性グループに目がないおっちゃん。愛嬌たっぷりだ。



おっちゃんにお礼を告げて、再び歩き始めた。

昨日も行った、八幡神社に再び立ち寄り、
ご神木を眺める。



階段を上がり、どこかへ続きそうな細い道を見つけたので進んでみると、



4作目に出会う。



杉本博司 『護王神社』



「変わらないもの」の象徴として、水平線を撮り続けている杉本さんが設計。



ガラスの階段は、人間が通る通路ではなく神の通路。
古来、ピュアなガラスは霊力が宿る物質として崇められている。
階段には、最高の光学ガラスが使用された。



このガラスの階段が、本殿と地下の石室を結ぶ。
石室から見るガラスの階段は、
地上の光が降りてくる、まさに神の通路。

老朽化でボロボロになった神社を何とかしたい。
地元の人たちの要請から、家プロジェクトとして再建された護王神社。
昔も今も変わらず、地元の人たちに大切にされているようだ。

もう一つの参道から坂道を下ると、



5作目を発見した。



宮島達男 『角屋』

一見普通の家にしか見えない、この『角屋』。
実は1998年から始まった、家プロジェクトの第一作目なのだ。
200年前の家屋を元の姿に修復し、
中の作品「シー・オブ・タイム'98」を作る時には、5歳から95歳までの島の人たちに参加してもらい、島の人たちと関わり合うことで、住民と現代アートとの距離をぐっと縮めた重要な作品でもある。

私が行ったときは、ちょうどお昼時で空いており、
幸運なことに一人っきりで鑑賞することが出来た。

水の中で、様々な早さで変わっていくデジタルカウンター。
何を思うかは人それぞれだが、私にはそれが人生に思えた。
題材はデジタルだが、歴史ある家屋の暗闇の中で
光りながらそれぞれの速度で変わっていく数字を見ていると
とても哲学的に感じた。

非常に心を惹かれた作品だった。


角屋にすっかり浸ってから、またのんびりぶらぶら。



うちわ屋さんを見つけた。





「うちわ屋さん」って初めてだ。
かっこいい。
すごく粋だ。

小さなうちわと、しおり型のうちわを購入した。


のどが渇いたので、少し一休み。



「茶寮 おおみやけ」さんで、ケーキセットを頂く。

この家屋は、直島で一番古いのだとか。



庭もかっこいい。



ジャパニズム。

のどを潤して、再出発。

と、気になる表札を発見。
「おおみやけ」と書いてあるが、昨日からいろんな所でこの形の表札を見かけるのだ。










どうやら「屋号」らしい。
かっこいいな、こういう文化。

街歩きは楽しい。
その土地の文化や暮らしに、ほんの少しだけ触れることが出来る。



お昼寝にゃんこ。


最後の作品を発見。





千住博 『石橋』

日本画家である千住博さんが手がけた作品。



こちらも一見通り過ぎてしまいそうなほど、馴染んで存在する。
中に入ると、襖に一面広がる水墨画。
圧巻だ。

そして、薄暗い蔵の中には
全長15mもある大きな滝の絵、「ザ・フォールズ」が展示されている。
蔵特有のひんやりした室内と、巨大な滝の絵が何ともマッチしていて、
滝の音が聞こえてきそうなくらいの迫力だった。

素晴らしかった。


1日かけて、ゆっくり巡った本村地区と家プロジェクト。
古い街並みの魅力を壊すことなく、
でも確かに作品として点在する。

暮らしの中にアートが生き、また、アートによって動線が生まれるという、
共生と循環を感じる一日だった。












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アートと再生 直島の旅 本村地区ぶらぶら歩き

伊豆から羽田へ戻り、一気に四国・高松空港へ飛ぶ。
バスで高松駅に到着し、歩いて高松港へ。



フェリー乗り場を目指す。
至る所で、ハイセンスな垂れ幕が目に入った。

『瀬戸内国際芸術祭2010 Setouchi International Art Festival』
アートと海を巡る百日間の冒険
2010年7月19日〜10月31日
会場| 瀬戸内海の7つの島+高松

まもなく開催される、国際的なアートの祭典だ。
これでお分かりの通り、瀬戸内周辺はアートが盛んだ。



フェリー乗り場に到着。
私が行った日は、梅雨時期の平日だったので
非常に空いていた。



券売機の近くには、瀬戸内の島々を紹介するフリーペーパーと
『旅の美術館手帖』と書かれた、瀬戸内周辺の美術館を巡るスタンプラリーの冊子が置いてあった。
デザインが非常に良く、読み物としても面白いので、迷わず手に取る。



フェリーに乗船。
そういえば、直島は
イギリスの旅行雑誌”CondeNastTraveller2000.3”で
「世界の行くべき7つの場所」の一つとして選ばれている。
日本人よりも、海外の人たちの方が直島の存在を知っているのかもしれない。



フェリーの中は凄くきれい。

犬島と、直島銭湯のポスターを発見。





やはりセンスがいい。

高松港から直島までは、約一時間。
ゆっくり読書を楽しむ。
今回の旅のお供は、高村光太郎。
智恵子抄を何度も読み返す。

そんな中、アナウンスがかすかに耳に入る。

「・・・・・に見えますのは〜、鬼ヶ島〜・・・・・」

えっ!!鬼ヶ島って!!



本当にあったんだ。
桃太郎伝説の鬼ヶ島。別名・女木島。
今度行ってみよう。

引き続き、光太郎の世界に浸り
あっという間に直島が見えてきた。



到着。
島のフェリー乗り場には、さっそく草間彌生さんの赤かぼちゃ。



かぼちゃの中に入ることも出来る。



光の差し込み方によって、見え方がどんどん変わる。





↓ ↓ 夜はまた全然違う表情になる。



到着したのが夕方だったので、
島を走っている100円バスに乗り、まずは一日目の宿「石井商店」さんを目指す。



石井商店さんは、本村地区にある。

本村地区は、古い街並みがそのまま残っている地区。



その日の宿、石井商店さん「やどかり」。



この日の宿泊は私一人だったので、一軒家をそのまま使わせて頂けた。

夕食の前に、得意の「街ぶらぶら歩き」。

本村地区は、そそる場所が多い。



上ってみたくなる階段とか



懐かしいたばこ屋さん。



マンホール。



神社。



夕暮れ時の散歩。
それぞれの家から聞こえてくる生活音が心地よい。
この島で暮らしをイメージしながら
ゆっくりぶらぶら歩く。



にゃんこの夕食。



掲示板。詩吟教室、粋だなー。



水路と



赤いドアのお家。




もう一つの神社。



ご神木。




もう一つ、たばこ屋さん発見。



居眠りにゃんこ。




ノスタルジック。
「チェーン」ではなく、「チェイン」という表記がたまらない。

時間が止まったみたいだ。




瓦にゃんこ。



美人さんですね。



細い路地。いい。




爪とぎの順番待ちですか。

海の近くまで出ると、
不思議なものを発見。





直島漁協さんの入り口だった。
漁協ならでは形でアートを楽しんでる感じが、なんだか微笑ましい。

そして、ぶらぶらと宿へ戻る。



お夕食。



宿のお父さんが釣った魚たち。
ご飯はおかわり自由。胃袋が大きい私にはありがたい。
すごくおいしかった!!



かなり大きな和紙の照明。
古い家屋にぴったりだった。



お父さんが、夜ウミホタルを見に連れ出してくれた。

ウミホタルなんて初めて!!

海まで行って、お父さんがペットボトルの仕掛けを沈めること20分。

引き上げると、





ブルーに光るウミホタル。
プラネタリウムみたい。
感動した。

宿に戻り、お父さんと晩酌しながら語り合う。

お父さんは言っていた。

この島に、こんなに人が来るようになるとは思わなかったよ。
だから、直島を選んで来てくれている人に
良い気持ちで帰ってもらいたい。
同時に、変えてはいけない所は守っていきたいなぁ。
この街の景観。静けさ。
うちは絶対看板は出さないよ。
暖簾を目印にしてもらってる。
今までもそうだったし、これからもそうしていきたい。
標識もあんなに必要ないと思う。
小さな島だから、迷子になったって大丈夫なんだけどねぇ。
島の人に聞けば、みんな教えてくれるよ。

昔の直島を知っている人間は、これだけ人が来てくれることの
ありがたさが分かるけど、
「人が来て当たり前」という考え方になってしまった時が
一番怖いな。
色々変わってしまうだろう。


現実もその先も、しっかり見据えていたお父さんの言葉が
心に響いた夜だった。

目先だけじゃいけない。
しっかりそのずっと先も考えながら、大切なものを残していかなければ。
と改めて感じながら、直島1日目が過ぎていった。

翌日はいよいよ「家プロジェクト」を見に行く。
1997年からスタートした、このプロジェクト。
本村地区に点在する廃屋が、現代アートとの融合という形で再生しているのだ。

次回はこの「家プロジェクト」について、
ゆっくり書こうと思う。






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